CALM

伊袂つうの個人日記。

明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

 

さて。皆様初詣には行かれたのでしょうか。
神様にご挨拶するときのポイント、押さえてましたか?

①名前と住所を名乗る。

②去年の報告とお礼。

③願いとその傾向と対策について具体的なサポートの提案

これらをすると叶いやすいらしいです。

神様もこの時期とても忙しいのでお願い事だけ言われても何処の誰だか分からないし、お礼も言わないやつのお願い事なんか叶える気もしないだろうし、そもそも抽象的な丸投げお願いなんてひとりひとり聞いてられないので「じゃぁどうしてほしいわけ?」と思わせないようにするのが大事だそうです。

例えば。今年、もっと仕事の幅を増やしたいフリーランスの人がお願いするならば。

住所と名前を名乗りお礼を申し上げ、もっと沢山収入が増えるように頑張るので応援してくださいとお願いします。そのためにどういったことをするか、どういう努力をしていくかを説明し、例えば「取引先のとのプレゼンがうまくいくように、自分の話を聞いてくれるように、余地を少しでも多くしてください」と伝えればいいわけです。
「もっと稼げるようにしてください」等では流石の神様も、勘弁してよ何人同じようなことをお願いしてきてると思ってんのこっちだってヒマじゃないんだから具体的に言ってよねそもそもこっちがお膳立てしたとして君の実力に伴わないセッティングしても流れるだけでしょそういう徒労とかマジやなんだよね。ってなりますからね。苦笑

すべてはプレゼン次第とでもいいましょうか。
伝わりやすさを重視する。神様も人もここが大切です。

そしてこれらをすることにはもうひとつ利点がありまして。
「自分がどうすればいいか」も自動的に分かるわけです。
何処までを自分が頑張って、何処からを神様に任せるか。
漠然とした目標は人の時間を無限に浪費します。時間と言うのは取り戻しのきかないもので年齢を重ねれば重ねるほど価値の高いものになります。
お金は稼げば良いのですが時間だけはどうしようも出来ない。

実は今年から使い始めた(去年購入した)手帳があります。
それまで、どうせ3月くらいには使わなくなるんだからダイソーの手帳でいいやとちゃんとしたものを買うこともなかったのですが。

www.gentosha-comics.net

こちらの手帳。星ダイアリー。
他の手帳とちょっと違うところは、占い師さんプロデュースのもので毎月その星座だけの占いがついていること。月齢やボイドタイム(意訳:目的や物事がやや停滞する時間帯)の記載があること、星の読みかたなど手帳というよりは「よみもの」に近いタイプの手帳です。
なので普段から持ち歩いて星ダイアリーを知らない人とお茶したときになど星座を聞いてその人の星座の特徴なんかを読ませてあげると会話が弾んだり。なにより女性は星占いが好きな方が多いのでとても反応良く、ちょっと距離のある人でもちょっぴり仲良くなれたりもできます。

占いなんかに浸かっちまって。伊袂もヤキが回ったもんだ、と思われるかもしれません。笑
そうなのです。ことスピリチュアルなことには過敏で「ス」と聞いた瞬間に心を閉ざす思うほどの「目に見えないものを」嫌悪派である私でしたが、このプロデューサー:石井ゆかりさんの占いに関しては自然とお腹に落ちるというか胸に染みる不思議さに魅了されっぱなしなのです。

占いに傾倒しすぎたくはない。それは今も変わりません。
だけど今回この手帳を買って思ったのは「先をある程度見越す、対策を練る」ということをしようと思えること。
この手帳にはノストラダムスの大予言のように世界が滅亡するなんていう大きなことは書いてません。笑
だけど日々のちょっとした、日常の中にありそうな要素に気を配れる。ボイドタイム中には無理をしないで置こう、今月のこの日辺りはこういうことが起きやすいから便乗して波にのろう。
個人的に「いつまで続くか分からないこと」がストレスの元になる私にとって、この手帳は一年の計画書に近いものがあります。
いいことは「いつ終わっちゃうんだろう」だし、悪いことは「いつまで我慢すればいいんだろう」って。そういう思考を持っているのでとにかく「今」より「先」が気になって仕方がない。もっといえば「先が分からない」せいで「凄くすごく楽しい今」があったとしても全開で楽しめない。めちゃくちゃ損な性格です。そういうところから脱却できたな、と思える一冊でした。

そして何よりオタに優しいビニールカバー仕様!
好きな推しの表紙をつくって挟めるもよし、毎月カバーを変えてもよし。もともとの表紙もシンプルで可愛いので年齢を問わず使えるのもポイントです。
中の用紙も水性インクならまず裏移りしないクリームキンマリ系の優しい色味。基本ダイヤリーページは赤と黒の二色刷り、一部多色です。

お金を無駄なく管理しようと思ったら家計簿をつけるように、手帳は時間を無駄なく使うための計画書とでもいいましょうか。去年まで全く何も気にせず手帳すら持たず生きてきた人間が今年からできるか不安ではありますが、その不安を拭えるほどの高機能がこの手帳には盛り込まれているなという個人的感想です。

ちなみに、マンスリーページもウィークリーページも白紙を許せぬ性分で、一週間何も書き込まないページが発生した瞬間にどうでもよくなってしまう極論家なのですが、ちょっとしたライフハックを見て感銘を受けたのでご紹介しますね。

【手帳の空白が許せない人向け活用法】

マンスリーには未来を記載すべし

ウィークリーには結果を記載すべし

やってしまいがちなのが、マンスリーの用事をウィークリーに転記するのが面倒すぎて心が折れちゃうやつです。伊袂はまさにそれ。なんで一冊におなじことを二回も書かなきゃいけないの、ってなってくる。
この問題が発生するのは月間も週間も同じように使おうとするから。同じように使うから同じ事を書かなくちゃいけない。無駄な作業が増えるので嫌になるのは当たり前です。

未来を見据えるのは月間でやりましょう。予定が変わることはいくらでもあります。支障がないのなら消せるボールペンでどんどん記載して変わったら訂正すればいい。
実際の記録は週間でやりましょう。○○さんと会った、こういうものを作った、納品した、買った、笑った、泣いたまで。事実としておきた事、したことを書くんだそうです。日記のようなものですね、週間は。

この概念を知ってから手帳を活用できそうな気になってきたので途中断念常習の方は今年こそチャレンジしてみてはどうかなーと思うわけです。
今更一月に入ってそんなこと言われてもなぁ…って感じでしょうけど…。
教えてくれるならせめて12月中に言えよ…って思われてもしかたがないので無理にはオススメしないっていうオチでいいでしょうか…苦笑。

あ、ちなみにベタ褒めしてますけど不便なところもあります。
読み物としての部分が多いのでフリー(ノート)ページが殆どない。
ウィークリーページに見開きで左に日付、右側にノートページはありますが、週間に関係ないことを書きたくない派の人(私は若干そっち寄り)にはちょっと物足りないです。
なので私は別のカバーを購入して本ダイヤリーとフリーで使えるノートもあわせて収納して一緒に持ち歩いています。思考を整理するときにノートがないと(手を動かさないと)纏まらないタイプなのでこういう対策で乗り切っています。
加えて目的が「星を読む」ことなので、殆どの手帳にある「月間TODO」スペースがない(星の移動一覧が記載されているため)。
月間見開きでTODOを管理したい人は付箋などを使ってみるしかないのがどうにも…。10年続くシリーズなのでこの手帳を使う限りこちらが慣れなければならないところなんでしょうが…今年からの新参者なので口を噤みますね…苦笑
TODO付箋は100均でも売ってますし私もそれをつかって特に不具合はありません、ご検討されてる方は是非ご参考まで。

目標をきめることで具体的に動ける。
自分が今何を一番にしなくちゃいけないか分かる。
ほんの小さな工夫なのに、この差が結果とても大きなものになる。

仕事でこれを「やらされる」ととてつもない苦痛ですが、自分の人生をより有意義に楽しくさせるものだと思えば頑張れる。

充実した仕事と私生活にするための努力を惜しまない。
これが今年の目標です。

それぞれの充実があってはじめて趣味のゆとりができますしね。
ひとまず、早く目標体重クリアしたい…(年末年始二日でまた太ったけど!)。



今年もこんな伊袂をよろしくお願いいたします。