CALM

伊袂つうの個人日記。

妖怪ゴム隠し

常々、機会がある毎にいうのですが。
ちょっと自分を「女の子」だと意識し始めた小学校高学年のころから、ウチにはある妖怪がずっと住んでいて、それが独立した今も一緒についてきていて、多分これ、墓まで一緒だろうなって思うんです。

妖怪ゴム(ヘアピン等アクセサリも含む)隠し

私のほかにも、結構付きまとわれて困ってる人も居ると思うんですが、髪の毛を束ねるゴム、アレっていつの間にかどっか行きません?
それこそ色気づいて髪なんか伸ばし始めた10歳~って、もう毎日「おかーさん!わたしのゴムが無いよぉおぉ!!」って朝から大慌てだったし、その頃はまだ妹の存在もあり同じくらいの髪の長さだったので、こっそり拝借したり(そして翌日には失くすヒドイ姉!)、とにかくもうこの「朝にゴムが無い」という状態が常態化していた気がします。

高校の一時だけずっとショートカットで、社会にでて「ギリギリまで寝てても束ねれば最強!」という理由だけでずっとロングヘア(パーマネント失敗時期のみショートでした…)。そして買っては失くし、買っては失くしの繰り返し…。

で、ここまで読むと「なんだよ何でも妖怪のせいにして。ただダラシナイだけじゃん!」って思うじゃないですか。いや、実際それも大いにあるんですけど、例えばただの紛失だったら、大掃除とかで見つかるじゃないですか。

見つからないんですよ(☉౪ ⊙)!!

どっこを探しても、掃除をしても、ない。
だから、これはもう妖怪がいると思っていて。
それか、ヘアゴム会社の社員が夜中こっそりウチにきて(何回も引っ越してますけど)、私の腕や枕元から持って行って、常に新しいものを買うように仕向けてるんじゃないかと!
そう思わないと全然合点がいかないレベルでなくなるんです…。
ヘアゴム会社めぇ…!

私だっていつまでも妖怪に唆されてる場合じゃないと思って、整理のススメみたいな本を見てですね、「モノの住所を作れば探しものをしなくていい」っていう最強の方法を知ったわけです。例えば、ホチキスさんは「机の上、右ラック三段目」みたいに。これなら私にもできる…!と思って、ドレッサーの引き出しの一番左の区画にヘアゴムを入れる小さいケースを買って、妖怪対策もしてみたんです。

でも、ですよ。
私、自分の髪の毛が顔に掛かるの嫌で、寝る間際までヒッツメてることが多いんですよね。そして眠くなるギリギリまで作業したりしてて、ベットとドレッサーがやや離れており(作業部屋⇒寝室⇒ドレッサーの部屋って続いてるのです)、モウロウとベットに倒れこんだときには大抵ゴム子とこういうやり取りがね、始まるんです…。

ゴム「私、今日、帰りたくない…」
伊袂「でも…帰らないと、もしかしたら妖怪に連れ去られるかもしれないよ…?」
ゴム「いいの、今日は一緒に居たい」
伊袂「分かった、そこまでいうなら、今夜は私の腕(手首)で…」
 そして(寝相の)激しい夜をすごし…。朝。
伊袂「ハッ!? ゴム子! ゴム子おぉおおぉーーー!!」

大体このパターン。
住所を決めても、帰らせるという決意がなければ意味が無いという、その大事なことが整理本には無かったのです…(当然過ぎる)。

いっそ、ヘアゴム会社のイケメンが夜中に訪ねてくるっていう説か、妖怪がインキュバス的な感じで、でも何もしないでヘアゴム持っていくっていう説か、とにかく何かしらの力が働いているんだなと思いながら、これからもこの類の説いて生きることにします\( ´◔‿ゝ◔’)/<みんなに心配されちゃうね!