CALM

伊袂つうの個人日記。

美味しい活力の出る言葉

何この更新頻度。
引かないでください、今のわたくしめ、謎の活力に溢れているのです…。
後のガス欠こわい。大丈夫かな…。

ツイッターでも呟いたんですけど、先日おみくじひいたら(年始でもないのに引くの滅茶苦茶珍しいんです。友人のお参りに付き添ったときでした)、末吉だったんです。でも書いてあることが個人的には大吉だったので、結ばずに持って帰ってきました。その内容って言うのが、

「はなされし かごの小鳥のとりどりに たのしみ おおき」
 ⇒かごの中にいた小鳥が放されて自由に飛び回るように、苦しみを逃れて楽しみの多い身となる運。

っていうやつだったんです。
これで末吉だったら大吉ってどんなこと書いてあるんですか神様、って聞きたかったけど、こういうのは気の持ちようなところもあるし、ありがたく信じることにしまして。それからすごく調子がいい。
同じ空がどう見えるかは心の角度次第…という某まつげの歌よろしく、心の角度が非常に安定しているのかもしれません。

先日、ある作家さんに作品の感想を送らせてもらいました。書き始めてから送信までに大凡3日かかってしまいましたが…。悩んで悩んで、どうやったらこの気持ちが伝わるか、自分がどのくらい作品に感銘や衝撃を受けたか、その作品を生んだ作家さんをいかにリスペクトしているかということを、なるべく気持ちとラグが無いように表現するにはどうしたらいいか、仕事中ずっと考えていました。

好きな相手に「好き」と伝えるのは実際の行動としては難しくもありますが、言葉のチョイスとしてはやや安易な気もして。貰うほうなら正直何でも嬉しい。好きっていってくれる、その二文字だけで俄然活力がでるし、創作活動にまた熱を入れることが出来る。好きだという事実も気持ちも嘘ではないけれど(しかし恐れ多い発言ですが)同じ創作という畑に根を下ろしている者としては、もっと作家さんの何かを揺さぶりたいと欲が出てしまうんですよね…。

単語の感想が一品料理だとすると、あらゆる語彙を尽くして伝えるのは、ある種「フルコース」に近いのかもしれないと思いました。
流れや内容に最善を尽くす。食べる(読む作家さん)相手を想像して、もてなす気持ちで敬意を払って、明日も元気に過ごしてもらえたら。
美味しい料理を提供したい。食べている(読んでいる)間、少しでも幸せを感じて欲しい。どんな言葉が好きかな、美味しいと思うかな。感想を書いている間、まるで大切な人に食べさせる料理を作っている気持ちになりました。
人が食べたもので出来ているなら、創作は読んだ感想で出来る部分もあるんじゃないかって。

ただ、語彙が足りていたかどうかは難しいところで(苦笑)。この純情な感情は1/3伝わったかどうか不安ではありますが…。
やっぱり感想の類は常にトレーニングを重ねなければならないと思った次第で。
料理も感想も、やっぱり数をこなすことの大切さはありますね…!

自分の気持ちを伝えるという練習は年齢を重ねれば重ねるほど身につきにくいなと実感しているところで、素直な気持ちで謙虚に、今後も精進したいなと思いました。

というわけで、来年にはまた読書会の開催を復活させたいと思います。
感想書くの大事だもんね。また色々な方々の作品をインプットしたいし!
ゆっくり準備ではありますが、各イベントや企画などはこちらで発表してゆきたいと思っておりますので、今後とも当ブログをよろしくお願いいたします。