CALM

伊袂つうの個人日記。

衝撃に次ぐ衝撃

あのですね、私のバイト先がですね、地元のイオンの中にあるんです。
そこのフードコートが先月30日にリニューアルオープンしまして、普段はあまり利用しないんですけど、折角お店も新しくなったし一回くらいは…と思って、入ってるラーメン屋さんでお昼をとったのです。

オープン間もないためか結構こみ合ってまして、そのうえ店員さんも新人さんだらけで全然手が回ってない様子。しかし、きっとこの忙しさは後に経験値としてきっと大きなものになるだろうなと、店員さんガンバレ!と思いながら、列に並ぶこと数分。私のオーダーの番になりました。

店員さん「いらっしゃいませ、ご注文はお決まりですか?」
私「あ、塩野菜ラーメンで」
店員さん「ただ今、お食事と同時にご注文いただくとドリンクが150円から100円になりますがいかがですか?」
私「あ、じゃぁ…」
店員さん「こちらの一覧からお選びいただけます」
(メニュー:ウーロン茶、メロンソーダ、コーラ…等6種類くらい)
私「じゃぁ、メロンソーダで」
店員さん「かしこまりました、ではお会計○○円です。番号1番でお待ちください」

っていう、明確なやり取りがあったんです。
注文後、「ワンドリンク、メロン~」みたいな掛け声?が聞こえたので、確かに私のメロンソーダは発注されたのです…が!
実際呼ばれてラーメンとドリンクを受け取り席へ戻って、まずドリンクを飲むと。

私「やだーこのメロンソーダ、お茶の味するじゃないですかー!」

というか、お茶でした。
私、自分でオーダーしたのに飲むまで気がつかなかった…。
え? 緑茶と間違ったのかって? いいえ、ウーロン色でしたよ。というかウーロン茶でしたよ…。メロンのロンしか合ってない、正真正銘のウーロン茶でした。私のメロンソーダは誰かのウーロン茶と取り違えられてしまった様子…。しかしながら、私は既にこのウーロン茶を飲んでしまっているし、今更「ちょっと飲んだんですけど取り替えてください」とは言えず、泣く泣くメロンソーダを諦めてウーロン茶を飲み干しました…。悲しかった。

その悲しさの衝撃に打ちひしがれながらラーメンを啜っていると、通路沿いにあった私の席へ子供のダダを捏ねる声が。なにやら、フライドポテトが食べたいとお母さんに談判しているようでした。

子「たべたいー! たべたいぃー!」
親「あのね、ポテトを食べるとね、血を抜かれるんだからね!」
私「!?」

知らなかった…。生まれて35年、幾度もポテトを食べてきましたが、健康診断でしか血を抜かれたことがない私にとって、それは相当な衝撃でした…。私は今まで、知らず知らずのうちに血抜きから逃げ続けて生きてきたのか…。ヤバイ、もうポテトが食べられない…。こんなことになるんだったら、もっと沢山食べておけば良かった…。

奇しくも本日、地元イオンの駐車場には献血カーが停まっていたので、恐らくロッテリア(こちらもフードコート内にあります)でポテトを食べたお客様が次々と送り込まれたに違いない。ああ、私は今日、日本赤十字社の闇を見てしまった…!
そしてあのお母さんは、なぜそんな凄いことを知ってたんだ…。

母の日を前にして凄い母を見てしまった感と、「親ってさ、何でどうしようもない嘘つくんだろうね(笑)」というバイト先の先輩の鼻笑いが妙にツボッた一日でした。