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伊袂つうの個人日記。

Ciegs2015パンフレットが届いたー!

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手触りのよい、上質紙(白)に優しいタッチの主催さんのイラストが映えてます…!

今回Ciegsさんにはフリーカット欄を一箇所分頂き、当日だし★メンの無料配布ペーパーの設置も依頼させていただきました! あと生まれて初めてイラコンに参加しました。当日イベントに参加される皆様、どうぞよしなに。

イベント前にパンフレットを手に入れられるって特別感がありますよねー。
本当に直接参加が出来ないのが悔しいくらい、各サークルさんのカットのレベルも高くて、きっと楽しいんだろうな…と羨ましさを感じられずにはいられません…!

さて、ずっとずっと思っていたciegsさんへの熱い思いを、今回は少し長めに語りたいと思います。

 Ciegsさんは、だし★メンの活動を精力的にするようになって初めて、ペーパー配布の交渉でコンタクトをとった道外イベンターさんで、その細やかな対応にはただただ頭が下がる思いでした。

主催の古丹さんはサークル活動をされているだけあって、サークル側の気持ちが本当に良く分かっていらっしゃるなーと思うことも多々あり、限りなく不安要素がないイベントだと感じました。
公式ホームページの作りもユーザーフレンドリーだし、必要なことはちゃんとわかりやすく記載されていて、これはパンフレットの中にも言えることなのですが、全体的に「見る資料」が多いことに感心するばかりでした。
文字ばかりの「読む資料」では読み飛ばしてしまいそうな注意事項でも、キャッチーなアイコンやイラストが添えられているだけで注目するし、読み手のことを考えたデザインは凄くいいなと思っていました。可愛くてポップなデザインセンスは私にはないものなので凄く勉強にもなりました…!
仕事柄WEBパーツも多く作るのですが、単純なデザインで作るときでも数が増えれば案外面倒に感じるほうなので、こんなの文字で書けば早いのに…!と誘惑に負けそうになってしまうこともあります…。

ciegsさんのパンフレットの注意事項でいえば、後はちゃんと読んでね、というような一方的な感じがなく、隅々まで行き届いた「見る人への気遣い」というのが感じられます。主催経験がある私としては本当に尊敬するほどの行動力とパワー。その上、更に驚くべきレスポンスのよさ…!

恐らく個人主催のイベンターさんは、殆どがイベント業務だけをやればよいというわけではないと思います。自分の生活、自分の創作活動(これは一時停止にすることが出来ますが…)、仕事、体調管理等々。それらをある程度こなした上で、イベント業務を行う。
会場側との交渉、資金繰り、告知活動に企画準備。その他付帯業務は数え切れません。好きでやってるなら寝る時間くらい削ってでもやれよ、と言われればそれまでかもしれない。でも、主催が楽しくなくて参加者を楽しませることも無理だし、楽しくなければ続けられないのもまた、イベント主催というものだと思うのです。
私は二度目をやろうと思えなかったヘナチョコでしたが、それを4度こなしていることも、やっぱり凄いことだと思いました。

参加しようと思うイベントで一番不安なのは、HPやブログ・ツイッターの情報更新が殆どないこと。ペーパーを置かせていただけるイベントさんを探して全国各地のイベントHPを巡ることも多いのですが、本当に開催されるのだろうかと思ってしまうほど更新が停まっている所もあります…。その点、Ciegsさんは申込の進捗や対応状況をマメに発信してくれたり(問合せに関する返信状況も)、企画を熱心に立ち上げたり、楽しもうという気持ちと楽しませようという気持ちが本当によく伝わってきます。

古丹さんの対応ペースは決して普通じゃないです(いい意味で)、連絡が20日経過しても反応もないイベントさんもあります。縁がなかったんだなぁと参加を諦めたところもありました。だから余計に、とても真摯に対応してくれているのが分かるんです(対応できないときは事前にツイッターのアナウンスがある徹底ぶり等)。

あとは、参加者に愛されてるイベントだなーとしみじみ思うのです。キチンと対応をしているからこそだとは思うんですが、ふとツイッターで「ciegs」と検索したところ、ワードに含まれているツイートの暖かさといったら…!
みんな楽しみにしているんだなっていうのが分かります。ああ、いいイベントだなぁと遠く北海道から羨ましくなります。

イベント業務を、趣味だから…って戒めを緩くしている主催さんもいると思います。儲けを出してるわけじゃないから、営利じゃないから、このくらいいいか。勿論考え方は夫々あると思いますが、そこから一歩踏ん張れるかどうかで、物事の質は格段にUPするんじゃないかとも思っています。長いこと同人活動をしてきて(度々中抜けはありますが…約20年)ciegsさんはトップクラスの対応をしてくれるイベントだと感じました。

個人的にいいイベントって何かと考えた時に、それは一般動員数でもなければサークル参加数でもないと思っています。参加者がそれぞれにイベントに思い入れをもって、主催がそれに応えようと真摯でいること。何もかもを聞き入れて謙るのではなくて、毅然とした主催としての姿もあること。優しいだけのお母さんイベントは、参加者にとってもよくないと思うからです。

いいことはいい、悪いことはダメ、そういう啓発もしっかりしているところもまた、純粋に感動します。誰だって誰にも嫌われたくない。煩くだって言いたくない。だけど敢えて「うるさいな」って思われても言わなきゃいけない、責任をもって開催する限り、いい人であり続けられないこともあります。結構覚悟がいるものです。99のスキは1のキライに勝てないこともある。分かっていても精神的にきつく感じることだって珍しくはないんです…。主催とはいえ人間ですから、何を言われても平気ってわけじゃないのです…。

そんな、完全主催者目線を含みつつciegsさんを見ていたら、本当に古丹さん凄い!としか言いようのない気持ちと、それを平成生まれの若い身でこなしていると思うと余計に何と言っていいかわからなくなります…!
いつか沢山稼いで貯金が出来たら、ciegsに参加したい!
そう思った、間接参加者のイベント前レポートでした。

2015年3月22日(日)のCiegs2015の成功を心からお祈りしております!!