CALM

伊袂つうの個人日記。

お礼と北海道COMITIA1イベントレポ

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体がアチコチ痛いです…(苦笑)。
翌日に痛手を感じるのはまだ救われますね…。

さて。拙いですが、イベント(参加前後)レポをば!
イベント本題まで長い上、さらにそのあとも長くてすみません。
あんまり遠くに行かないので記録的な意味合いで書いてます。

 今回は、高速はこだて号(高速バス)に乗って札幌入りしました。

回数券(4枚つづり/15,890円)で買うと一回往復8000円くらい。
今回は友人と行ったので1回で使いきれるし安い!

これが決め手で交通手段を決めました。
11/9明けてすぐの深夜便に乗り込んで出発!

◆キャリーがゴロゴロうるさ過ぎて肘が悲鳴事件
長距離移動のイベント自体もう数年ご無沙汰だったので、引越しのときに長年連れ添ったキャリーバックも廃棄してしまっており、今回の北海道コミティアのためにちょっと奮発して新しく用意してウキウキしてたせいで、深夜に引くことを全く想定しておらず大量発汗しました。

というのも、ウチの近くは深夜とても静かなエリアで、キャリーを引く音さえ響いてヒンシュク必至の状態。数キロあろうかというキャリー、折角引いて移動できる機能が付いていながらも、持ち上げてバス乗り場へ。
自宅から徒歩5分程度のバス乗り場までの移動で、その日私が使えるパワーの20%は消費し、かつ肘が悲鳴を上げました…。

◆24Hヨドバシマックが大盛況
早朝5時15分頃に札幌駅のバスターミナルに到着。

暖かすぎた車内から冷え込んだ外に出た瞬間からパッチリと目が覚め、まずは駅のトイレへ。西口?のトイレが凄くきれいになってて(数年前来た時はそんなに素敵じゃなかった・笑)、用事を済ませてヨドバシカメラの24Hマックで朝ごはんを。
この時間帯で開いている店舗もないので、同じような人が多かったのか(イベント参加者ではなさそうでしたが)、私と友人が到着した頃、一気に店内が混み始めました。クルーの人が2人くらいしか見えなくて、注文を受ける人が一人だったので大変そうでした。
当日頑張る気満々だったのでビッグブレックファストを注文して、15分くらいでテーブルに届けてもらい、(ビックブレックファストは)函館の朝マックで見たことないねーなんて話をしながら食べました。

 

◆アイカフェはお疲れ様さんの時間帯
マックでご飯も済ませ、友人の眠気と私の疲れもあり、足を伸ばして安心できるネットカフェへ移動しようということになりました。ヨドバシマックから歩いて数分のセンチュリーロイヤルにあるアイカフェへ。
日曜日の6時半くらいだったので、恐らく(勝手な推測ですが・笑)昨日終電を見送った人たちなのか、私の入ったフルフラットなブースの近くは盛大なイビキが響き渡ってました(笑)。
滞在2時間半の間に身支度と転寝を済ませ、うつ伏せで寝ていた私の顔にはしっかりとシワが刻まれました。ひどい顔でアイカフェを出ました…。

◆いよいよ会場へ!

その後ちょっとした用事を先に済ませて、九時半過ぎに駅前からタクシーで今回の会場さっぽろ芸文館へ。
タクシーの運転手さんに「さっぽろ芸文館までお願いします」って言ったら「ニトリ文化ホールでいいんですよね?」って聞き返されてアタフタしました。
思わずサークル案内見て「あ、えっと、多分そうです、ちょっと地方から来たもので…」って言ったら「今日は観光ですか?」って聞かれて、友人と二人で「ま、まぁ、そんな感 じです…(沈黙)」って応えておきました。
いやぁ、会場がホテルだとそのあたりの濁し方がフンワリできて素晴らしい!(笑)

さっぽろ芸文館はホテルだけあって調度品も凄くおしゃれだし、いわゆる「ハコモノ」とは全然違いました。
床がじゅうたんだ!ふかふかだ!なんて膝に優しいんだ!キャリーも静かにひけるよ!

1Fにイベントスタッフさんがいて、案内もスムーズにしてもらって3Fの会場へ。
会場階のロビーは既に沢山の人がいて、スタッフさんも忙しそうでした。
特に問題もなく受付を済ませてコミティアの会場に入り、自スペースへ向かいました。

会場は広いしキレイだし言うこと無し。設営は30分ほどで完了。見本誌の提出の仕方がわからず本部に聞きに行ったりはしましたが、おおむね不便はありませんでした。
お品書きを10時半くらいに張りに行ったらもういっぱいで、はじっこに申し訳程度な張り方をしていたら、後ほどボードが追加されたらしく友人が張替えに行ってくれました。

◆いざ開場!

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配置はこんな感じで始まりました(もうちょっとキレイに並べればよかった・汗)。
途中、無配本の位置を変更したりはしましたが大きくは変わらず進行していきました。

11時開場とともに人がドンドン会場内に流れ込んできて、エリアの熱気が一気に上昇した気がします。
一般参加の男女比は同じくらいでした。ウチのサークルの配置が少女向けだったので比較的女性が前の通路を通る率のほうが多かったのですが、オリジナルだからこそ一般の人たちも隅々まで見てくださるのかな、という印象を受けました。
ウチのスペースに来てくださった皆様は女性が圧倒的でしたが、皆さんニコやかで丁寧な人が多くて、必ず声をかけてくださってから中身を確認いただいたり、ピクシブ見ましたって言っていただいたり、昆布達を褒めていただいたり、まとめて買うと割引しますの表示を見た女性が「ド○モの料金みたいね、フフ」って突っ込んでくださったり、本当に嬉しいことの連続で少々パニックになってました。
これが「本を読もう思う人たちがいる」のマーケットなんだな、と思いました。

開場一時間くらいで、一旦会場内の動きも落ち着いて、順にイベントのマイク告知の案内が始まりました。
まるうたげさん(http://maruutage.web.fc2.com/)に続き、東京コミティアの代表/中村さんの祝辞兼CMがあり、その後はエリシアンオフィスからのお知らせ。
実は数年前、函館のイベントがパッタリとなくなった時期があって、そのときにまるうたげさんのイベントに一般参加しに苫小牧までJRで行ったことがあって。
告知を聞きながら懐かしく思い出してました。できればまた、今度はサークルで参加したいなと思いました。

中村さんの祝辞と次回コミティアCMの時には、しっかり聞いている方も多く見えました。
東京コミティアの代表、あのビックサイトで3500以上のサークルを束ねて定期開催をしているイベントのトップ、諸事情あって道外に遠征できない人たちにとっては中々見ることが出来ない存在でもあります。私もそのお姿をしっかりと目に焼き付けました。
2月のコミティア、お財布に余裕があれば是非…とおっしゃってました。
ううう、心が揺れるけど、旅費の捻出元が見当たらない…。一度は参加したいと思っているけど、中々難しいところです。

そしてエリシアンからは、エリシアンエレメンツの告知が。
冊子縛りのエリシアンから条件が緩和され、より若年層が参加しやすい内容に変更されたイベントで、グッズのみでも~の説明が特徴的でした。
個人的には、参加費の安さや会場の利便性も魅力的だとは思うのですが、エリシアンエレメンツの開催が増えてエリシアンと北海道コミティアが年に二回になってしまうのは、委託先が減ってしまい、ちょっと寂しいなと思いました。

開場2時間ほど経過したところで、一般参加の方々にチラホラと併催のエリシアン28イベントパンフをお持ちの方を見かけるようになりました。
北海道コミティアかエリシアンのパンフレットを持っていればどちらも入場できるというのは、垣根がなくてよかったと思います。

午後1時半を過ぎたくらいで私も会場内を見て回りました。
気になっていた画材擬人化のサークルさんへ。
新刊も買えて満足!そしたらキャンパスの栞を貰ったんだよ!ウェーイ!
勉強するときに使います。栞っていつも買おうと思うんだけど気に入ったものに出会えなくて困っていたところのノベルティ。つくりがしっかりしているから長くお付き合いできそうです!

閉場1時間前になるとやや閑散とした感じも見受けられ、帰りのバスまでの時間も考慮して撤収準備に入りました。
イベント中張り切って開けてしまったチロルチョコパック(9個いり)が2個しか消費できてなくて、思い切ってお隣のサークルさんに声をかけて、「これから函館に帰ると溶かしちゃうんで、一個づつ貰っていただけないでしょうか…!」ってお願いして、お二人サークルさんだったので二個貰ってもらいました。
「函館からですかー、遠いですねー」「そうなんですよー、今日これからバスで帰るんですー」「あ、もしかして、だし★メンの方ですか?」「あ、は、はい」「さっき見本誌コーナーで見ましたよー」「あ、ありがとうございます(*゜∀゜*)」という、貴重な会話をさせていただきました。
だしメンの人…。
だしメンの人…(*゜∀゜*)
いい響きすぎて、ちょっと天に召されそうになりました(笑)。

凄く当たり前のことかもしれないのですが、オリジナルを描いている人(書いている人)は、作品に相応の思い入れがあって生み出して、その作品を認識してもらうことって相当な喜びなんだなって実感しました。
自分しか面白くない、自分だけ楽しい。
そういうところからあと一歩踏み出してみよう、一人でも多くの人に「下らんけどなんか見ちゃう」みたいな、読み手の心をどんな形でもいい、動かしたい。
そういうパワーを、あの会場で貰った気がしました。

撤収作業が完了したのは14時45分。
周りのサークルさんにご挨拶を済ませ、会場を後に。
タクシーで札幌駅まで向かいました。

◆腹ごしらえと気絶

朝マックでちゃんと食べたきり、会場でも水分不足で栄養補給用に買ったカロリーメイトも殆ど食べられなかったので友人も私も腹ペコで。
プロントでパスタ食べてお腹を満たして、帰りのバス用に水を買い、トイレに寄っていたらもうバスの時間が迫っていました。
乗り場に到着して数十秒でバスが来たので本当にいいタイミングでした。

バスに乗り込み、ひざ掛けをかけたあたりでフンワリと気持ちよくなり、札幌市を出る頃には気絶状態で寝ていました。

◆一日の締めくくりを雨で終える

帰りのバスは行きよりもずっとキモチが楽で(緊張もあって殆ど眠れなかった)、リラックスして寝ていたので時間を持て余すことはありませんでした。
予定時刻よりも少し早めにつく感じで、「この時間ならキャリーを引いても怒られない!やった!」と思っていたのに。
なんと降りる予定時刻間際から雨が!しかも結構つよいやつ!
(ウチのだし★メンだったら確実に元気がなくなるくらいの勢いです←気になる方は#1をご覧ください・笑)

天気予報ちゃんと見ておけばよかったと猛烈に後悔しつつ、徒歩5分くらいの上りの坂道をキャリーをゴロゴロ音を立てながら走る走る!
もう帰るだけだから自分が濡れるのは別に問題ないとしても、買った本やお土産がぬれちゃったら悲しい…!そういう心意気だけで走り出したら、普段から走らないから1分も立たないうちに肺がギブアップ。結局、普通に歩くより遅くなって家に到着。家に入って直ぐに本とお土産の確認をしたら無事でした…。
そして体力が残っているうちに、無事のご報告ブログを更新して就寝。

と、ワヤワヤした超特急22時間日帰り北海道コミティアの旅は、以上を持って閉幕したのでした。

★最後に

本当に北海道コミティアのスタッフさん、お疲れ様でした。
サークル参加者の増大に伴って、落選者を出さぬようにと拡大をされたため、スタッフ不足になったとのこと、当日の対応も大変だったと思います。
イベントは参加者がいなければ成り立たないものではありますが、それを支えるスタッフがいなければ開催すらで出来ないものだとも思います。個人的には対応も全く問題なく、気もよく参加させてもらえたし、つつがない楽しい一日が過ごせました。
ありがとうございました。

★お声をかけていただいた全ての皆様へ

また、昨日と重複してしまいますが、当サークルにお立ち寄りいただいた皆様、貴重なお時間とお買い上げありがとうございました。
一人で創作活動をしていると自信がなくなったり、描くことに対する意味(そんなの考えたって仕方がないんですが・苦笑)を無駄に考えたり、内側へ内側へと向いてしまうことも多いのですが、今回イベントに出てみて、手にとって見て貰うその一瞬のために頑張って描いたんだな、参加して本当に良かったと思えました。
これからも色んな機会を見つけて、可能な限り直接お会いできるように活動していきたいと思います。

だし★メンを、今後ともよろしくお願いいたします…!